detectmdisk

detectmdisk コマンドを使用して、iSCSI ネットワークまたはファイバー・チャネル・ネットワークを手動で再スキャンし、追加された新規管理対象ディスク (MDisk) の有無を調べ、使用可能なすべてのコントローラー・デバイス・ポートにわたって、MDisk へのアクセスのバランスを調整し直すことができます。

構文

構文図を読む構文図をスキップする detectmdisk -scope scope_id

パラメーター

-scope scope_id
(オプション) ドメイン・インデックスを指定します。値は 0 から 6 の数値でなければなりません。例えば、値 0 は FC を示し、6 は iSCSI を示します。

説明

このコマンドにより、システムは FC ネットワークまたは iSCSI ネットワークを再スキャンします。この再スキャンで、システムに追加された新規 MDisk をすべて発見し、使用可能なコントローラー装置ポート間の MDisk アクセスのバランスを取り直します。また、このコマンドは、コントローラー・ポートの可用性が失われたかどうかを検出し、その変更も反映されるように IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud の構成を更新することもできます。

注: detectmdisk コマンドが完了したように見えても、それを実行するために多少の追加時間が必要になることがあります。 detectmdisk は、非同期であり、コマンドが引き続きバックグラウンドで実行されているときに、プロンプトを戻します。 lsdiscoverystatus コマンドを使用して、ディスカバリー操作が実行中であるかどうかを確認することができます。

通常、システムは、ディスクがネットワーク上に出現すると自動的にそれらを検出します。ただし、FC コントローラーによっては、新規ディスクを自動的に発見するのに必要な SCSI プリミティブを送信しないものもあります。

新規ストレージを接続していて、システムがそれを検出しない場合は、システムが新規ディスクを検出する前に、このコマンドを実行することが必要になる可能性があります。

バックエンド・コントローラーが FC SAN に追加され、システムと同じスイッチ・ゾーンに組み込まれると、システムは自動的にそのバックエンド・コントローラーをディスカバーし、そのコントローラーに対して提供されるストレージを決めます。バックエンド・コントローラーが提示する SCSI LU は、非管理対象 MDisk として表示されます。ただし、以上の操作が終了してからバックエンド・コントローラーの構成を変更すると、構成が変更されたことがシステムに認識されない場合があります。このコマンドを実行すると、FC または iSCSI ネットワークを再スキャンし、非管理対象 MDisk のリストを更新することができます。
注: システムによって実行される自動ディスカバリーでは、非管理対象 MDisk に書き込みが行われることはありません。 MDisk をストレージ・プールに追加したとき、または MDisk を使用してイメージ・モード・ボリュームを作成したときにのみ、ストレージが実際に使用されます。

使用可能な MDisk を識別するには、detectmdisk コマンドを発行して、MDisk があるかどうか、FC または iSCSI ネットワークをスキャンします。検出が完了したら、lsmdiskcandidate コマンドを発行して、非管理対象 MDisk を表示します。それらの MDisk は、ストレージ・プールに割り当てられていません。 代わりに、lsmdisk コマンドを発行すると、すべての MDisk を表示できます。

再構成処理の一環として、ディスク・コントローラー・ポートが除去された場合、 IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud はその変更を検出し、次のエラーを報告します。これは、意図的な再構成によるものかポートの障害であるかを区別できないためです。
1630 装置ログインの数が減らされました。
エラーが解決されず、冗長性に危険が生じた場合は、次のさらに深刻なエラーが報告されます。
1627 ディスク・コントローラーの接続について冗長度が不十分です
detectmdisk コマンドを発行して、強制的に IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud に構成を更新させ、コントローラー・ポートへの変更を受け入れさせる必要があります。
注: detectmdisk コマンドは、すべてのディスク・コントローラー・ポートが正しく機能していて、コントローラーと SAN のゾーニング内で正しく構成されている場合にのみ、発行してください。 そのようにしなかった場合、エラーが報告されなくなる可能性があります。

呼び出し例

detectmdisk

結果出力

No feedback

呼び出し例

detectmdisk -scope 1

結果出力:

No feedback